ロシア海軍の太平洋艦隊は30日、中国海軍との合同演習「海上連合―2025」を8月1日から5日にかけて日本海で実施すると発表しました。演習は防衛的な性格のものであり、第三国を標的にしたものではないと強調しています。ロシアのタス通信が報じました。
発表によりますと、両国の艦艇が捜索・救助のほか、対潜水艦や対空防衛、射撃の訓練を行う予定です。ロシアからは大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、中国からは駆逐艦が参加します。このほか、両国の潜水艦や航空戦力も加わるということです。
中国国防省によりますと、演習終了後には中露の一部兵力が太平洋で海上合同パトロールを行う予定です。国防省の報道官は、この演習は中露の年度計画に基づいて実施されるものであり、「第三国を標的にしたものではなく、国際・地域情勢とは無関係だ」と述べています。(産経新聞)
(VOVWORLD)